成果物
南アメリカ関連の国際集会
アジア環太平洋研究叢書シリーズ第4巻「アジア太平洋戦争と収容所」が刊行されました。
アジア環太平洋研究叢書 4
アジア太平洋戦争と収容所
重慶政権下の被収容者の証言と国際救済機関の記録から
貴志俊彦20世紀のアジア太平洋戦争と収容所をテーマとする。戦時下中国奥地に成立した重慶政権による捕虜政策の推進者、日本人、ドイツ人、イタリア人を含む被収容者、国際救済機関の動向を検証し、人間の命と尊厳を21世紀の今日考究する。(2021.2.28)
定価 (本体3,500円 + 税)
ISBN978-4-87791-308-3 C3031 261頁
国際書院アジア環太平洋研究叢書シリーズ第2巻『ラテンアメリカ所得格差論』歴史的起源・グローバル化・社会政策が刊行されました。
ラテンアメリカ所得格差論:
歴史的起源・グローバル化・社会政策
浜口伸明 編定価 (本体3,500円 + 税)
ISBN978-4-87791-291-8 C3031 257頁浜口伸明 編
ラテンアメリカが抱える「構造的問題」としての“所得格差論”を前提として、その歴史的起源、グローバル化、社会政策を再検討し、政府と市民社会との連携・創造的発展を模索する。
アジア環太平洋研究叢書シリーズ1巻『「ポピュリズム」の政治学』が刊行されました。
「ポピュリズム」の政治学
深まる政治社会の亀裂と権威主義化
村上勇介編
定価 (本体3,500円 + 税)
ISBN978-4-87791-287-1 C303 297頁
【内容】
政党政治の力学を創造することが民主主義体制を発展させ、ポピュリズム勢力の台頭を抑制する道を拓くことに繋がる。本叢書は学問的営為の軌跡を記し21世紀世界のありようを追究する。環太平洋研究の成果として、環太平洋研究叢書シリーズ0巻が刊行されました。
秩序の砂塵化を超えて
環太平洋パラダイムの可能性
村上勇介・帯谷知可 編
A5並製・288頁・税込 3,780円【内容】
格差拡大を背景にした民主主義の動揺が世界的に広がる一方,クリミア併合や「イスラム国」,南シナ海問題など,第二次大戦以降世界が経験しなかった力による版図の変更さえもが進行している。平和と安定を再構築するための新しい途はどこにあるのか? 旧体制や「伝統」を乗り越えようと格闘する,非欧米地域の社会の中に可能性を見る。